第16回言語障害臨床学術研究会開催のご案内
第16回言語障害臨床学術研究会
会長 吉畑 博代
初夏の候、益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
この度、県立広島大学におきまして第16回言語障害臨床学術研究会開催の運びとなり、プログラムをご案内致します。ご多用中とは存じますが宜しくご参集の程、お願い申し上げます。
わが国の言語聴覚障害学は、欧米の学術基盤の導入期から約40年の歴史を重ねて参りました。その間に先進医療や高度技術化、社会的組織化が進み、言語聴覚障害を有する方々への専門的サービスは多様化し、対応に必要な職能は一層、高度化しております。このような中、1991年の故福迫陽子先生(元東京大学医学部附属音声言語医学研究施設助教授)のご発案により、本研究会が発足しました。全国大学、専門家養成校、臨床研究施設等の教育・臨床・研究組織を越えて、広く学術活動・研究支援活動を共有しており、忌憚のない意見交換の場となることが本研究会の特色です。また時代の要請に呼応した優れた研究活動や臨床活動の展開を願うものでもあります。
今年は、一般演題の他、3名の言語聴覚士による講演を企画しております。西脇恵子先生(日本歯科大学附属病院)による「舌運動の見方-超音波診断装置を使った舌運動の評価」、野島啓子先生(都立松沢病院)による「嚥下障害の見方-向精神薬の副作用による摂食嚥下障害」、上杉由美先生(河北総合病院)による「STの関わり方-失語症の長期経過から」です。3名の先生ともに、ご自身の豊かな臨床経験に基づいたご講演をしてくださいます。また公開講座として、フロリダ州立大学コミュニケーション学部コミュニケーション障害学科教授で、米国のCCC-SLP(わが国での言語聴覚士に相当)であるDr. Michelle S. Bourgeois(ミシェル・ブルジョワ博士)による特別講演「思い出ノートからメモカードへ:認知症の人の機能維持を目的とした視覚的ヒントの利用」がございます。
つきましては、どうぞ本研究会にご出席いただきたく,ご案内致す次第でございます。末筆になりましたが、皆様方の益々のご健勝を心よりお祈り申し上げます。
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